ある意味、技

| コメント(0) | トラックバック(0)

昔、シャブをキメて山の渓流を徘徊してた時のはなし。

渓流に添って林道が山の頂点まで続いている、効き目で山へ行くようになったはじめの頃は大変軽装だった。
シャブ道具一式は小さなポーチに入れて上着のポケットに入れていて、あと虫刺されのムヒなんかは腰につけるウェストポーチに入れていた。

マーチンのブーツに黒いスリムのジーパン、黒い半袖にショットのライダース。腰に特殊警棒(笑)とナイフ。
まあまちのパンクスそのままだった。

そんな町で遊ぶひとみたいな格好だったから、渓流を散策しているとき林道を歩くハイカーには変な目で見られた。

山ではそんな真っ黒な町行きの出で立ちは変な意味で目立つ。

軽装なのでテントもブルーシートもないから、山寺のトイレや木の陰、岩陰、山の尾根なんかで闘魂注入していた。
ただ、初めの頃は大概予(あらかじ)めオレペンにネタを詰めたものを二本眼鏡ケースに入れ、短い試験管をタバコの箱に入れたりしてたので、
山で悪さするときでも用具のセッティングは必要なく、おまけにまだシャブ中になって一年とか二年だから、静脈注射は五分とかからなかった。

一人で適当なとこに原チャリ...そのころはスクーターでした...を停めて、川に下りて周囲に人影が見えなければ岩陰にしゃがみこみ注入する。

何度か注入の真っ最中に背中を向けた林道をハイカーが歩いていたりしたこともあったが、声をかけられてもすぐに注射は済むので
『こんにちは!』
などと声かけをしてくるハイカーに対し、直ぐ様注射針を血管から抜き、なるべく早く振り返り
『ああどうも!』
などと返事をしたりした。

でも基本、バレたらヤバイので炙るときも一時的に山の尾根に上ったり大きな岩陰に姿を完全に隠していたが...
一度しゃがみこんだ渓の岩にマムシが二匹もいて叫びそうになった(笑)。

あと虫除けがてら、蚊取り線香を炊いて林道の対岸の大岩の裏で突いてたら、蚊取り線香の煙りに反応したスズメバチに襲撃され危うく刺されるかと思った。
今思えば、針を静脈に指したままウロウロ動いても、針が血管から外れなかったのは凄いと我ながら感心だ。
その針を指したまま動く技は、自宅でもエロいことに多用した(笑)。


あれ?夏でもないのに虫が騒いでる...!?


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://svahadevie.com/mt/mt-tb.cgi/507

コメントする

最近のブログ記事

Powered by Movable Type 5.2.13