広漠

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昼も夜もなく誘われるままに
濡れた身体は冷たくなって
いまは誰も彼もなく静かで、
広漠として乾いた空、冬のよう。

いつかの喧騒いつかの狂乱
記憶は薄れて思いも沈み
いまは誰も彼もなく鎮まり
広漠として枯れた空、冬籠もり。

最期に夜通し絡めた四肢の
意識と身体は果て知らず
いまは誰も彼もなく穏やかに
広漠とした侘び空の、冬眠り。


冬のよう、
冬籠もり、
冬眠り、
そのまま越冬したならば

春めく朝に目覚めましょう。


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